まずはナガイモジュースなるものをいただきたい的な 
青森も七戸あたりまでくるともう岩手が近い気がしてきますね。
次のお目当ては田子町ガーリックセンターなんですけど、ちょっと太平洋側に寄り道して、
東北町の小川原湖畔にあるというナガイモジュースが気なった僕は嫁様が寝ている隙に車を移動。
小川原湖にはいっぱい子供連れの家族がいて、浅瀬で遊んだり潮干狩りしたりしてとても気持ちのいいとこでしたよ。
その湖畔にあるレストランで栄養満点のナガイモジュースと何が入ってたか忘れたスープをいただきました。
寝てたので知らずに連れてこられた嫁様、ナガイモジュースの名前を見て絶句。
恐る恐る飲んでみると意外や意外、あっさりとしてて飲みやすかったぁ。
でも、わざわざジュースにしなくてもとの一言。関係者のみなさん、名前を変えるとかどうですか?
途中、奥入瀬ろまんパークでハムの試食をもらって、奥入瀬飲むヨーグルトと一緒にいただきました。美味しいぃ〜♪
あまり見慣れない名前の缶詰を発見!『いちご煮』?試食がないけどとりあえず、いちご煮の缶詰をお土産に買ってみました。
いちご煮って八戸(はちのへ)あたりの郷土料理でうにやアワビを入れたお吸い物のことなんですって。
何て贅沢なお吸い物なんだと缶詰を2つ手にしたけど、中身が中身なだけに少しお高目のお値段で1つ戻しました。
青森で美味しい馬肉が食べられる『桜なべ たかはし』さん 
奥入瀬ろまんパークからさらに南へ行くと五戸(ごのへ)の町では馬肉料理が食べられるお店を発見!
馬肉と言えば九州の熊本が有名で僕もよく食べに行ったり、取り寄せたりするんですけど、青森で馬肉なんて初耳。
なんでも、青森県の南部は古くから馬の産地なんだって。ぜんぜん知らなかった。。。
初心者には見つけにくかった店構え。それもそのはず、僕らは料理が食べられる店構えを探してたのに、
やっと発見した『桜なべ たかはし』さんは精肉店さん。
しかも、昭和初期を思わせるたたずまいで、恐る恐る店内に入ると薄暗い奥から気合いのはいったにぃちゃんが・・・
「いらっしゃい」の一言。これにはさすがにたじろんだね。
よく見ると馬肉専門の精肉屋さんで、ちょくちょくご近所さんが馬肉を買いにいらっしゃってましたよ。
桜なべが食べたいと伝えると、奥からかわいいおばぁちゃんが登場して奥に案内してくれました。
奥はと言うとこれまた昭和初期を思わせる食堂が。ばぁちゃんに御品書きの中からあれこれ食べたいって言うと、
いい馬肉取ってくるからってまた表に行って、精肉店の方からすごい霜降りの馬肉を持って帰ってきて、ちょっとまっててねって。
すぐ横の台所でトントングツグツトントントン。馬刺しも出してくれて、ばぁちゃん自家製のお漬物と桜なべもペロリ。
その桜なべと馬刺しと漬物が美味しいのなんのって!これぞ、ばぁちゃんの味ですな。
嫁いだころは今と違って馬肉なんか人が食べるもんちがうとかなんとか言われたこともあって大変だったんだって、
同じ席にばぁちゃんも座って、身の上話も聞かせてくれて、旅の途中だと知ると体に気をつけてねとみかんまでくれたんです。
小さい体から暖かくて親しみのあるばぁちゃん独特の温もりをもらいました。いつまでも元気でいてほしいなぁ。
青森の名産 元気百倍『田子にんにく』 
田子町のにんにく、それが『田子(たっこ)にんにく』 知ってます?食べたことあります?
僕らがスーパーとか漬物屋さんで普段買うようなにんにくとは味が全然違ってて、
ストレートかつダイレクトににんにくが胃に届くんです。わかります?あっれは元気になるわ・・・
ここのが本来のにんにくの味だとすると、一般的に食べるにんにくは食べやすいように味を抑えてるとしか言いようがないっすよ。
韓国で食べるキムチが日本で食べるキムチと味が違うって思ったことありません?
日本で食べるキムチが日本人用に味を変えてるようなそんな感じが青森で食べた『田子にんにく』にもありましたね。
にんにく一粒で体中がカッカ!カッカ!してきて元気になれるっすよ。
にんにく臭いかどうかは人それぞれ感じ方が違うので、書きませんけど、僕は美味しかったと言いたいっすよ。
二戸と三戸の間にある田子町に田子町ガーリックセンターなるものがあるんです。
そこにはそのまんまにんにく型をしたオブジェが目印にあって、田子にんにくを使ったいろんな特産品やら加工品やらが売られてて、
若いカップルもちらほら出入りしてましたよ。
僕はお土産にしょうゆ漬けにんにくと田子にんにく入りカレーを購入。
その夜は車で酒のつまみに食べようと袋を開けた瞬間、あっ!うっ!大変っ!ってなもんで、二日くらい口から匂ってましたね。
『嫁様よっ!!今宵は元気百倍ですぞ!!』